「このブログを今後どうするか?」について、最近ちょっと考えていました。
ブログを始めてあまり期間が経たずに妊娠が分かったので、このままブログを残しておくのが恥ずかしい気持ちもあるし、勢いで有料ブログで始めてしまったので維持にお金もかかるしで、近いうちに閉鎖しよう、という気持ちに傾いていました。
しかし、心変わりする出来事がありました。
この記事は
- 20代で妊活に悩んでいる
- 病院には特に通っていないが、通おうか迷っている
- 妊活を意識してから1年未満
の方を対象にして書いています。
妊活を始めて1ヵ月の友人からの相談
相談というか、どちらかというと軽い質問レベルです。その友人(20代後半)は自己流のタイミングで1回合わせてみたけど授からず、いろいろ心配になってきてしまったと言っていました。
これを聞いた時、最初私は「まだたったの1回じゃん」とびっくりしました。
しかし、私の妊活時を振り返ってみると、「初めて妊活を意識してリセットした月」と「妊活開始して半年以上経っているけど、リセットした月」と「リセットした時の悲しさ」を比べてみると、甲乙つけがたいということに気付きました。
まさか1回で妊娠するだなんて思ってはいませんでしたが、心のどこかでは期待してしまう自分がいて…。
赤いものを見て、「まぁそんなに上手くはいかないよね」と強がってはみるものの、予想以上に落ち込んでしまっている自分の存在も無視できなくて。
リセットが繰り返されるにつれて、どんどん強がってもいられなくなっていき、「悲しさ」の部分が露わになっていき、「焦り」や「あきらめ」といった気持ちも加わっていったように感じます。
きっと妊活期間がもっと長いと思うことも変わってくるとは思うのですが、初めてリセットした月(妊活1周期目)より11周期目にリセットした時の方が悲しかった、とは私は決して思えなかったです。
そんなこと言ったら、妊活1周期目でリセットして落ち込んでいた自分が「私の悲しさをそんな簡単に語るな」と怒りそうです。
友人がすぐ妊娠すると複雑?
特に20代の場合、同年代の友人がタイミングを1回合わせただけで子どもを授かる、なんてことは珍しくないと思います。
心が狭いとは思うのですが、友人がすぐに妊娠すると、1年間(といっても、短い方ではありますが)悩んできた私としては少し複雑な思いがあります。
人は「自分が体験したつらいことは、他の人には体験させたくない」と考えるタイプの人と、「自分がつらい思いをしたのだから、他の人も同様につらい思いをすればよい」と考えるタイプの人と2タイプいると聞いたことがありますが、私は残念ながら後者のタイプです。
一緒に共感し合える友人がほしいんです。付き合いが長ければ長い友人ほど、同じ境遇になった時に安心してしまうんです。……だめな思考回路ですね。時々自己嫌悪に陥ります。
だけどもし、目の前の友人が「妊活を始めて、1周期目にリセットしてしまった自分」だとしたら……できることなら救ってあげたいな、と思いました。
「仲間がほしい」というのは、相手のことをあくまで第3者だからと考えているわけで。もっと相手に共感して、相手を過去の自分だと思えば、自然と助けたいという気持ちが湧いてきました。
私が何かできるわけではないですけど、もし私のブログを読んで、少しでも気持ちが軽くなる人がいればいいな、と思っていま書いています。
リセットのつらさは、何回経験しても慣れない
きっと私のブログを読んでくださる方の中には、ルナルナの排卵日予測を見てタイミングを1回とってみただけ、基礎体温もつけていなければ、排卵検査薬も使ったことがない、という妊活を始めて日の浅い方も中にはいらっしゃると思います。
強く期待すればしていた分だけ、リセットしてしまった時はつらいですよね。期間とか回数とか関係なく、つらいものはつらいです。
「自分の体、何も問題ないのかな?」という心配は、回数を重ねるごとに大きくなっていって…。
私がブログを始める前は、自分と同じ境遇の人がいないか検索してみるものの、治療している方のブログしか見つからなかったり、同じ境遇でも文章を見る限りだと自分ほど悩んでいないように思えたりと、私が望んでいるような「まだ病院には通っていないけど、なかなか授からず悩んでいる同世代(20代)のブログ」には出会えませんでした。
「妊活ブログ」というジャンルで考えると、私のブログは妊活期間も短く、治療も行っていない、大したことのないブログなのですが、もし私と同じ境遇で悩んでいる人がいたら…と思い、このブログはもうしばらくは残しておくことにしました。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
2018.10.12
結衣子
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