はたして実際にいらっしゃるのか分かりませんが、
- 私のブログを読んでくださっていて
- 妊活で悩んでいるが
- ブログを書いているわけではない方(読む専門)
の方に向けて今日はブログを書こうと思います。
昨日書いた記事(「子どもはいらない」という人の意見も聞いてみる)で「妊活で悩んだ思いを、育児で悩んだ時に読み返せるといいかも」という内容を書いたのですが、もっと内容を掘り下げてみることにしました。
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「子どもはいらない」という人の意見も聞いてみる
「子どもが欲しい」という気持ちで頭がいっぱいだと、自分とは反対の意見はなかなか頭に入ってこないものです。 最近、偶然にも「子どもはいらない」という意見をお二人の方から伺いました。 反対意見を聞いてもそ ...
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私がブログを始めたきっかけ
少し前置きが長くなりますが、まず私がブログを始めるきっかけになった出来事や思いを紹介します。
今まで私は、リセットするたびに夫に落ち込んだ気持ちを伝えていました。夫は「考えても仕方ないことをこれ以上考えても無駄だよ」という言葉しか言ってくれません。
夫は夫なりに考えて上の言葉を言ってくれているようなのですが、私のほしい言葉ではありません。上の言葉を言われるたびにモヤモヤします。
かと言って、自分がどんな言葉をほしいのかもよく分からないんです。きっと、自分の落ち込んだ気持ちを吐き出したいだけなんでしょうね。
4月にリセットした時、今まで以上に落ち込みました。
この気持ちをまた夫に吐き出すのか?と考えた時、なんだか気が引け、その時に気持ちの吐き出し口としてブログを書こうと思いました。
夫に伝えるのに気が引けた理由は、もらえる言葉はなんとなく想像ができますし、リセットして落ち込む気持ちは夫も同じだと、妊活を始めて半年経ってやっと気づけたためです。
結婚前から「なるべく早く子どもがほしい」と言っていた夫。
周りの知人の結婚報告を見たり、毎月のリセットに対して私と同じくらいショックを受けていることを最初は全く気づけませんでした。
男と女の違いでしょうか? 夫はショックを受けていても、自分の感情を内に秘め、外にはあまり出さないんです。
最初はその事に気づかず、自分の一方的な感情を伝えてしまっていました。
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妊活に夫婦喧嘩はつきもの?夫と私の価値観の違いを考える
妊活を問わず、一緒に住み始めたり、結婚式の準備をしたりと、新しいことを2人で始めようとするときは喧嘩になりがちなのだと思います。 喧嘩の背景にはお互いの価値観の相違があったりします。 自分の考えが標準 ...
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ブログを書く効果
夫のストレス軽減?
夫に感情を吐き出している時は、好き勝手自分の思いを伝えている一方で、夫の反応がいまいちだと、ピリピリした空気になることがありました。
いま思うと、夫は仕事で疲れて帰ってきているのに、帰宅後に私の一方的な思いを投げつけられるのはつらかったことでしょう。
私に言われたい言葉がない以上、どんな言葉を返しても私は満足しませんからね。笑
ブログを書き始めたら、夫に不満や不安を話すことが減りました。今でもたまに弱音を吐いてしまうことはあるんですけどね。
答えのない負の感情を伝えることが減り、夫婦の雰囲気が悪くなることも減ったので、気持ちの吐き出し場所としてブログを選んでよかったと思っています。
自分の気持ちの整理ができる
私だけかもしれないのですが、「文章にしよう」と思うと、ブログの終わりには自分の気持ちをまとめたくなります。
無理やりにでも自分の気持ちをまとめることによって、気持ちが上向くこともしばしばあります。
また、文字にする前はもやもやして正体の分からなかった気持ちが、自分は何に対してつらいと思っていたのか文字にした途端分かることもあります。(文字にしても分からない気持ちもあります)
記録に残すことで前に進めている気持ちになれる
妊活って、リセットしてしまうとただ期間だけが過ぎてしまっているような気持ちになってきます。
私だけでしょうか? 「1年経ったのに、妊娠していないし、何も変わっていないじゃん」と時間の経過に焦りを感じます。
でも実際は、時間が経っているだけではないんですよ。
時間の長さだけ、出逢える感情があります。学びがあります。
記録に残していないと同じ感情のように感じるかもしれませんが、実際に記録に残して読み返してみると、似ているようで異なる感情だと気づくことができます。
妊娠はしていなくても、無駄な時間を過ごしているわけではないんです。(と、私は自分に言い聞かせています)
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赤ちゃんが欲しいと悩むもやもやした感情も貴重な人生経験のひとつ
今日ふと、「赤ちゃんが欲しいのにできない、いつになったらできるのだろう」と悩む気持ちは、すぐに赤ちゃんができるカップルには持つことのできない、私にとって貴重な感情の1つなのではないか、と思いました。 ...
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ブログを始めよう!
誰かに公開する必要はない
「知人に知られるのが恐い」というのであれば、誰にも公開しない形でブログを始めることもできます。
「紙の日記に書くと夫に見られる可能性があるから」とブログに書くことを選んでいる知り合いもいます。公開設定さえしなければ、自分の気持ちの吐き出し場所としては最適です。
一方で、人の目があるからこそ得られる効果もあります。共感してもらえて嬉しくなったり、応援の言葉をもらえたり...。
最初は「炎上するんじゃないか」と心配していた時もあったのですが、人の傷つくことを書かなければおそらく大丈夫です。
なぜ「おそらく」と書くのかと言うと、私のブログを読んでくださる方はそれほど多くないため笑、多くの方の目にさらされた時どうなるかはよく分からないためです。
ただ影響力が大きくなるまでブログを育てるのは時間がかかる作業なので、気にしすぎることはないと思います。
検索で引っかからない設定にしておくと、ブログサービス内の方しか訪れません。
妊活が無事終わったらブログを本にしよう
昨日ずっと調べていました。笑
製本にどれだけこだわるのかと、ページ数にもよりますが数千円あれば自分のブログを本にすることができます。
人の感情って、移ろいやすいものです。
その時にどんな感情を抱いていたのか、意識して思い出そうとしない限り思い出せません。
私は学生時代、気が向いた時に紙の日記を書いていました。
最近読み返してみると
「嫉妬・憎しみ・不安・不信など負の感情に惑わされないで、まっすぐ生きたい。自分だけの幸せを考えるのではなくて、他人の幸せを考えたい。他人の幸せを望むことで、自分も幸せになれると思う」
といった記載があり、「5年前の私、こんなこと思っていたの?」とびっくりしました。
そうなりたいと望んだことさえ忘れていました。
そして、5年前の私の願いもむなしく、その日記を読んだ時の私はどちらかと言うと自分の幸せだけを考えて生活していました。笑
過去の私も私であることには違いないのですが、申し訳ない気持ちになり、身が引き締まる思いを感じました。
他にも、仕事を辞めたいと思った時、その会社から内定をもらい喜んでいた時の自分の感情を思い出していたら、何かが変わっていたかもしれません。(見苦しい、タラレバ話ですが)
生きている限り、何かしら悩むことがでてくるでしょう。
今は子どもがなかなか授からないと悩んでいても、そのうち育児の悩みを抱くようになります。
どんな悩みも結局は自分次第なので、過去の自分からの励ましほど強いものはありません。
今の自分の悩みに的確に答えているような記載はないかもしれませんが、過去の自分は今の自分にないものを持っていることがあります。(仕事の例で言うなら、「内定がもらえて嬉しい気持ち」など)
それに気づいた時、今の自分の悩みにわずかながら光が差したかのような感覚が得られるんです、私の場合。
ブログを本にするサービス
有名どころだと『MyBooks.jp』と『ブログ出版局』というサービスがあるみたいですね。
私は漠然と、無事に赤ちゃんを授かることができたら『ブログ出版局』で製本をお願いしたいな、と考えています。
理由としては、『ブログ出版局』は『MyBooks.jp』と比べると
- カラー印刷が綺麗
- 文字の装飾機能も反映される
- 表紙に写真を使ったデザインも選べる
ためです。(簡単なインターネット検索で得た知識)
ただ、値段はMyBooks.jpより高いようです。
無事授かることができたら、実際にお願いしてみた結果のレビューも書きたいな...などと、妄想しています。
まとめ
最後に、ブログを書くことで私が得られた効果をまとめると、
- 夫のストレスが軽減。夫婦間でピリッとなる雰囲気も減る。
- もやもやした気持ちをブログにまとめようと思うことで、気持ちの整理がつく。
- ブログの記事が増えるのを見ると、子どもが授からなくても前に進めている気持ちになれる。
です。
もし私のこの記事を読んでブログを始めるという方がいらっしゃったら、ご連絡いただけると嬉しいです。
私もブログを拝見しに行かせていただきます(^^)
今日はとても長くなりました。最後までご覧くださり、ありがとうございました。
2018.7.4
結衣子